4月9日 名曲100選 管弦楽曲篇・80 オーストリアの村つばめ
「オーストリアの村つばめ」op.164は、ヨーゼフ・シュトラウスが友人でもあった小説家ジルバーシュタインが1862年から63年にかけて発表した大衆小説「オーストリアの村つばめ」から着想を得て作曲したワルツです。
この小説はアルプスの自然と、そこに暮らす純朴は青年の恋心を綴ったもので、この曲も村つばめが訪れる初夏のウィーンの自然を表現した曲になっています。
曲の形式はウィンナ・ワルツ初期のレントラー風のワルツで5つの旋律が使われています。序奏から始まり5つのワルツと後奏で終わる構成になっています。つばめはオーストリアの国鳥で、オーストリアの豊かな自然を象徴する曲と見なされ、ウィーン少年合唱団のレパートリーにもなっています。
« 4月8日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・80 タミー | トップページ | 4月10日 名曲100選 交響曲篇・81 交響曲第4番(アイヴズ) »
« 4月8日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・80 タミー | トップページ | 4月10日 名曲100選 交響曲篇・81 交響曲第4番(アイヴズ) »
コメント