3月29日 名曲100選 歌劇のアリア篇・79 麗しい光が
「麗しい光が」(Bel raggio lusinghier)は、ロッシーニの歌劇「セミラーミデ」でセミラーミデが歌うコロラトゥーラのアリアです。
「セミラーミデ」はロッシーニがヴォルテールの悲劇「セミラミス」を基に1823年に作曲した2幕のオペラ・セリアです。
舞台は古代アッシリア王国。国王ニーノが何者かによって毒殺され、王子ニーニャも行方不明となってから15年後の話。ニーノ王の王妃セミラーミデが、スキタイ人でアッシリアの士官アルサーチェを密かに愛するが、アルサーチェは実は行方不明となっていたニーニャ王子であり、ニーニャは、セミラーミデとパール神の末裔であるアッスールが王を殺した犯人という事がわかる。ニーニャはセミラーミデを赦しアッスールを亡き者にしようとするが誤ってセミラーミデを殺害してしまう。
「麗しい光が」は、第1幕第2場で、セミラーミデが空中庭園でアルサーチェの帰還を心待ちにして歌うアリアです。ソプラノの非常に技巧的なアリアです。
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