2月3日 名曲100選 室内楽曲篇・72 ヴァイオリンソナタ第1番(アイヴズ)
アイヴズのヴァイオリン・ソナタは1908年に完成した急ー緩ー急の3楽章からなる曲です。
アイヴズの音楽は、難解な和音と民謡や讃美歌などの引用が特徴的ですが、このヴァイオリンソナタ第1番もいきなり不協和音の連続から始まります。
第1楽章は序奏つきの曲ですが、主部に入ってしばらくすると民謡からの引用が始まります。が全体的には内省的な曲です。
第2楽章は冒頭から民謡調の美しいメロディが登場しますが、決してメロディに依存せず大胆な不協和音の展開に持っていっています。
第3楽章は讃美歌などのメロディを借用しながら、同様に予測不能な展開をしていきます。ヴァイオリン・ソナタですがピアノが目立つ楽章です。最後は静かに幕を下ろします。
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