2月27日 名曲100選 交響曲篇・76 抒情交響曲
抒情交響曲op.18は、ツェムリンスキーが1922年に作曲した声楽つきの交響曲で、ツェムリンスキーの代表作のひとつです。
編成は3管編成のオーケストラとソプラノ及びバリトンの独唱。
交響曲、カンタータ、オペラといったジャンルがクロスオーバーした作品で、調性、旋法なども複調や無調を使ったり新旧様々な語法が使われています。
7つの楽章からなり、歌詞の元はタゴールの散文詩「園丁」の相聞歌が使われており、男女が恋愛について語り合いながら、すれ違いを続けて意思疎通ができずに終わるように詩を組み替えて作曲されています。
アルバン・ベルクはこの作品に触発されて弦楽四重奏のための抒情組曲を作曲していますが、この曲の第3楽章を引用しています。
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