2月25日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・75 スマイル
「スマイル」はチャップリンが監督・製作・脚本・主演・作曲をした1936年の映画「モダン・タイムス」のエンディング・テーマ曲です。
チャップリンが初めて肉声を発した映画で、キャバレーでの怪しい外国語の歌「ティティナ」では歌も歌っています。
チャップリン扮する工員は工場の歯車のひとつ。食事も時間節約のため自動給食マシーンの実験台にされたりと次第に精神を病んでいきます。その後様々な出来事があり、出会った浮浪少女(ポーレット・ゴダード)と暮らす中、人間性を取り戻し、諦めず強く生きれば道はきっと開けるという希望を見出します。
当時の資本主義の世界を風刺した映画のため、チャップリンを共産主義者と見なす人たちもいて、やがてレッドバージにあってアメリカを去ることになる要因ともなった作品のひとつです。
「スマイル」はチャップリンが作曲した音楽の中で「ライムライト」と並ぶ名曲として、ナット・キング・コールが歌詞付きで歌った他多くの歌手にカバーされています。
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