1月29日 名曲100選 管弦楽曲篇・71 パラード
サティのバレエ音楽「パラード」は1917年に作曲されました。
バレエ・リュスのディアギレフがプロデュースしたこのバレエは、日曜日の見世物小屋で出演者たちがテント前で客寄せのために芸を披露し、3人のマネージャーが客を呼び込むという内容ですが、このバレエのスタッフが物凄いメンバーでした。台本がジャン・コクトー、美術・衣装がパブロ・カザルスという当時を代表する芸術家によって生み出されたわけです。
上演時間はわずか13分程度で、曲数も、コラール、赤いカーテンの前奏曲、中国の手品師、アメリカの少女、軽業師、終曲の6曲です。
その後ピカソは「三角帽子」と「プルチネルラ」でディアギレフと組むことになりました。
音楽界の異端児サティは主にピアノ曲の作曲で知られていますが、管弦楽による舞台作品も数多く作曲しています。「パラード」はその中でも「本日休演」と並ぶ代表作です。
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