1月13日 名曲100選 室内楽曲篇・69 ヴェニスの謝肉祭
「ヴェニスの謝肉祭」は元々はナポリ民謡です。
この曲19世紀頃にはかなり良く知られていた曲らしくって、多くの作曲家が取り上げています。
最も知られているのがパガニーニの「ヴェニスの謝肉祭」op.10。主題と20の変奏曲からなるヴァイオリンのための曲です。その他にはエルンストがヴァイオリンとピアノのために書いた「ヴェニスの謝肉祭」op.18、アルバンがコルネットのために書いた「ヴェニスの謝肉祭変奏曲」、ショパンもパガニーニの曲を聴いて作曲したピアノのための変奏曲「パガニーニの思い出」、タレガがギターのために書いた「パガニーニのヴェニスの謝肉祭による変奏曲、ヨハン・シュトラウス一世の幻想曲「エルンストの思い出、またはヴェニスの謝肉祭」op.126など。
ここで取り上げるのは、フランスのフルート奏者ポール・ジュナン(正しくはジェナンらしい)が作曲した「ヴェニスの謝肉祭」op.14です。元々はフルート独奏とオーケストラ伴奏のために書かれましたが、ピアノ伴奏にも編曲され、今日ではフルート・リサイタルなどの定番としてピアノ伴奏で演奏される事が多いようです。
3分以上にわたる長い序奏の後、主題が軽快に始められます。フルートの超絶技巧を駆使した作品になっています。
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