1月11日 名曲100選 歌劇のアリア篇・69 人生は素晴らしい
「ジュディエッタ」はレハールが1933年に作曲したオペレッタです。
地中海沿岸の港町と北アフリカを舞台にした作品で、外人部隊の大尉オクターヴィオと彼が駐屯する地中海沿岸の港町に住む人妻ジュディエッタの恋の顛末を描いた作品です。当時オペラ界の大スターだったリヒャルト・タウバーのために書かれたものなので、テノールの見せ場が多いのが特徴。
ジュディエッタとオクターヴィオは港町から駆け落ち同然に北アフリカへやってきて甘い生活を満喫していましたが、オクターヴィオに進軍命令が下され、恋人よりも任務を選んで去ってしまいます。ジュディエッタはナイトクラブで人気歌手として働く内にバリモア卿が彼女を見初めてパトロンとなります。帰国したオクターヴィオは二人が仲睦まじくしているのを見てしまい愕然とします。
4年後オクターヴィオはある大都市の高級ホテルのピアニストとなっていましたが、そこへジュディエッタがやってきます。オクターヴィオに気づいた彼女はもう一度やり直そうと言いますが、オクターヴィオはもう過ぎ去った事、過去は忘れようと答え、「僕の恋はメルヘンだった」と叫んで幕となります。
第1幕のオクタヴィーオの登場シーンで歌われるのが「人生は素晴らしい」というアリアです。エキゾチックで情熱的な歌なので、単独でも歌われることが多い曲です。
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