1月14日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・69 サウンド・オブ・サイレンス
1967年公開の映画「卒業」の音楽は、デイヴ・グルーシンが作曲したインストロメンタル曲と、サイモンとガーファンクルの曲が使われ、サウンドトラック・アルバムは全米1位を獲得してグラミー賞の最優秀インストゥルメンタル作曲賞(映画・テレビ音楽部門)を受賞する大ヒットとなりました。
主題曲の「サウンド・オヴ・サイレンス」は1966年1月に発売されたサイモンとガーファンクルの2nd アルバム「サウンド・オヴ・サイレンス」に収録されていた曲でこの時はシングル化されたもののヒットしませんでした。
監督のマイク・ニコルズがポール・サイモンにサウンド・トラックの制作を依頼し2曲を提供しようとしましたが、ニコルズが却下して選んだのが「サウンド・オヴ・サイレンス」「スカボロー・フェア」「4月になれば彼女は」「プレジャー・マシーン」を選び、さらに新曲を依頼しようとしたもののポール・サイモンが多忙のため「ミセス・ロビンソン」1曲だけを新曲として提供することになったわけです。
「サウンド・オヴ・サイレンス」は、有名なギターの分散和音から始まって、最初は静かに、次第に盛り上がって行くドラマティックな歌です
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