12月21日 名曲100選 歌劇のアリア篇・66 楽しい思い出はどこへ
モーツァルトの代表作のひとつ「フィガロの結婚」は、フランスの劇作家ボーマルシェの戯曲を元に1786年に作曲されました。
前作「セヴィリアの理髪師」でロジーナとアルマヴィーヴァ伯爵の結婚を取り持った功績で伯爵の家来となったフィガロは、ロジーナの小間使いスザンナと結婚することになりました。ところが伯爵は初夜権を復活させスザンナと浮気をしようと企みます。浮気者の伯爵に悩むロジーナに横恋慕する小姓のケルビーノ。ロジーナの後見役で、ロジーナと結婚したがっていた医者のバルトロ。伯爵の浮気の手助けをする音楽教師バジーリオ、フィガロに横恋慕する女中頭マルチェリーナ等々、魅力的なキャラクターが数多く登場する作品になっています。
第3幕で、伯爵が最近自分に目を向けてくれず浮気を繰り返す事を嘆き、結婚した当時の幸せな日々を回想して歌うロジーナのアリアが「楽しい思い出はどこへ」です。
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