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2022年11月 9日 (水)

11月9日 名曲100選 歌劇のアリア篇・60 エルザの夢

歌劇「ローエングリン」は、ワーグナーが1848年に完成し1850年にリスト指揮でヴァイマル宮廷劇場で初演されました。
この時期1949年はワーグナーがウィーン体制に反対する革命運動(1848年革命)のドレスデンの5月蜂起に参加し、指名手配されてスイスに亡命した時期。初演はリストの尽力でドイツで行われましたが、ワーグナーは帰国できず初演を見ることはできませんでした。
「ローエングリン」はアーサー王伝説に登場する騎士で、円卓の騎士パルジファルの息子。白鳥の騎士と呼ばれていました。
このローエングリンの伝説に基づきワーグナー自身が台本を書いてオペラ化したのが歌劇「ローエングリン」です。「ローエングリン」はワーグナー最後のロマンティック・オペラでこれ以降は総合芸術としての『楽劇』に移行します。
ブラバント公国の世継ぎゴットフリートが行方不明となり、ブラバント公国の実権を狙うフリードリヒは姉のエルザに弟殺しの疑いがあると訴えます。東フランクの国王ハインリヒはエルザに釈明を求めますが、エルザは「神に遣わされた騎士が自分の潔白を証明するために戦う」と証言。王の伝令が騎士を呼び出すと白鳥が曳く小舟に乗って騎士が登場します。騎士は自分がエルザの夫となり領地を守るが自分の身元や名前を決して尋ねてはならない事を告げ、フリードリヒと決闘をして勝利しますが、フリードリヒは命を助けられます。
エルザに弟殺しの罪を着せるようにしかけたのはフリードリヒの妻オルトルートで、騎士が決闘に勝ったのは魔法を使ったためとフリードリヒに告げます。オルトルートは、更にエルザの同情を誘うように演技をして騎士への疑念を吹き込みます。
エルザと騎士の婚礼の場にオルトルートが突如現れエルザを罵り、素性の知れない騎士を非難します。フリードリヒも群集に向かって騎士が魔法を使っていると告発し、名前と素性を明かすように迫り、エルザは動揺しますが、エルザは最初の約束を守ることを宣言し婚礼は終了します。
婚礼の後、二人きりになったエルザと騎士。エルザは次第に不安が募り騎士に素性を問い詰めますが、そこへフリードリヒが乱入し騎士はフリードリヒを一撃で倒します。
騎士はエルザが約束を破った事を訴え、ハインリヒ王の前で自分の身分がモンサルヴァート城で聖杯を守護する王パルツィヴァルの息子ローエングリンであると名乗ります。白鳥の小舟が迎えに来ますがローエングリンが静かに祈りを捧げると白鳥は人間に姿を変えます。その白鳥こそ、オルトルートの魔法によって行方不明にされていたブラバント公国の世継ぎゴットフリートでした。オルトルートは倒れ、ローエングリンは去り、エルザもまたゴットフリートの腕の中で息絶えます。

この歌劇の第1幕で、弟殺しの尋問を受けたエルザが夢で見た「白鳥の騎士が自分の冤罪を晴らしてくれる」と歌ったアリアが「エルザの夢」です。

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