11月3日 名曲100選 海外のロック篇・59 名前のない馬
「名前のない馬」(A Horse with No Name)は、イギリスのソフトロック・バンド アメリカの1972年発売のデビュー・シングルです。
アメリカはジェリー・ベックリー、デューイ・パネル、ダン・ピークの3人がロンドンで結成したバンドで1971年にアルバム「アメリカ」でデビューしました。翌年発売したデビューシングルは、Billboard Hot 100 で第1位を獲得し第15回グラミー賞の最優秀新人賞を受賞。
活動拠点をロサンゼスルに移し、「アイ・ニード・ユー」「ヴェンチュラ・ハイウェイ」「ティン・マン」「金色の髪の少女」など数々のヒット曲を送り出しました。
爽やかなコーラスとノスタルジックなメロディによる素朴なサウンドが、当時進化しているロックの狭間で一服の清涼剤のような感覚で受け入れられたのでしょう。
イギリスで結成されたのに何故アメリカというグループ名になったかと言えば、メンバーの3人全員の父親がロンドンに駐留するアメリカ軍人で、3人ともアメリカン・スクールに通っていた仲間だった事に由来します。
「名前のない馬」は砂漠を旅するなかで様々な生き物や無生物を見てきて生命の輪廻に気が付いたという内容。名前のない馬は、特定の生き物ではない全ての生き物の意味がこめられているようです。
実はこの曲、コード進行がとても単純で最低EmとA音だけで弾き語りが出来た曲でした。
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