11月5日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・59 ジ・エンターティナー
1973年公開の犯罪コメディ映画「スティング」の音楽は、スコット・ジョプリンのラグタイムが数多く使われています。
「スティング」は、「明日に向かって撃て」で共演したポール・ニューマンとロバート・レッドフォードと監督のジョージ・ロイ・ヒルが再びタッグを組んで作った映画です。
レッドフォード扮する詐欺師のフッカーがニューヨークのギャングのボス ロネガン(ロバート・ショウが演じてます)に仲間のルーサーを殺され、その復讐のために、ルーサーの友人でもあるニューマン扮する伝説的詐欺師ゴンドーフと手を組んでロネガンを嵌める内容ですが、最後まで二転三転する騙し合いのスリルと、最後のスカッとする展開は映画史上に残る傑作映画として高い評価を得ました。アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞など7つを受賞しました。
音楽はスコット・ジョプリンのラグタイムをマーヴィン・ハムリッシュがアレンジしたもので、主題曲の「ジ・エンターティナー」はビルボードの3位まで上昇し、アカデミー編曲・歌曲賞も受賞しています。「ジ・エンターティナー」の他に「ソラス」「パイナップル・ラグ」などが使われています。
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