10月4日 名曲100選 日本のフォーク・ニューミュージック篇・55 忘れていた朝
フォーク・グループ赤い鳥が1971年に発売した6曲目のシングルが「忘れていた朝」です。赤い鳥の曲の中ではポップス調の路線を汲む作品です。山上路夫作詞、村井邦彦作曲で、メジャーセブンスコード(maj7と記載される和音)が多用されて物憂げな雰囲気を出した曲です。
メジャーセブンスコードは通常のメジャーコード(Cだったら ドミソ) に長7度を加えた(Cmaj7だったら ドミソシ)という4和音コードです。
実はこの曲を知ったのはオリジナルの赤い鳥の曲ではなくて、天地真理のデビューアルバム「水色の恋」に収められていたのを聞いて知ることになりました。「水色の恋」はヒット曲の「水色の恋」以外は全てカバー曲。2枚目、4枚目のアルバムでは全てオリジナル曲を収録していますし3枚目、5枚目はカバー曲中心という良くわからない作り方がされていました(笑)
赤い鳥のオリジナルは得意のコーラスを駆使した素敵な響きの曲になっています。
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