9月14日 名曲100選 歌劇のアリア篇・52 冬の嵐は過ぎ去り
ワーグナーの「ニーベルングの指環」四部作の2作目が楽劇「ワルキューレ」です。序夜にあたる「ラインの黄金」に続く「ニーベルングの指環」の実質的な幕開けとなる作品で1870年6月に単独で初演されました。
「ラインの黄金」の実質的な主役はジークムントとジークリンデの双子の兄妹。神々の長であるヴォータンが人間に生ませました。ヴェルズング族のジークムントとヴェルズング族の宿敵フンディングの妻となっているジークリンデは自分たちが兄妹ということを知りませんでした。
戦いに傷ついたジークムントが逃げ込んだのがフンディングの館で、そこでジークリンデと出会い惹かれあいます。フンディングはジイークムントが宿敵である事を知って決闘を申し渡しますが、ジークリンデがフンディングに眠り薬を飲ませジークムントを逃がそうとします。そこでジークムントが歌うのが「冬の嵐は過ぎ去り」です。それに応えてジークリンデが歌い二重唱になり、生い立ちを語る内に2人が兄妹である事を知ります。
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