9月12日 名曲100選 交響曲篇・52 交響曲第31番(ハイドン)
ハイドンの交響曲第31番ニ長調HobⅠ-31は1765年に作曲された作品です。「ホルン信号」の愛称で知られ4本のホルンが使われています。
この曲は初期のハイドンの作品の中では異彩を放つ作品として知られています。通常2本のホルンを4本使った事以外に随所に協奏曲的な箇所があり、第2楽章と第4楽章では様々な楽器を独奏として使っています。また終楽章がゆったりとしたテンポの変奏曲になっています。特に第4楽章では各変奏に独奏楽器を当てています。第1変奏はオーボエとホルン各2本、第2変奏はチェロ、第3変奏はフルート、第4変奏はホルンの四重奏、第5変奏ヴァイオリン、第6変奏は合奏ですが第7変奏はコントラバスが独奏楽器として使われています。
最後はPrestoにテンポをあげて堂々と終了します。
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