9月2日 名曲100選 室内楽曲篇・50 八重奏曲(シューベルト)
八重奏曲ヘ長調D803はシューベルトが1824年3月に作曲した作品です。
当時有名なクラリネット奏者フェルディナント・トロイヤー伯爵の委嘱になるもので、弦楽四重奏曲「ロザムンデ」や「死と乙女」と同じ時期の円熟期の代表作のひとつです。
6つの楽章からなる1時間を要する超大作で、楽器編成はクラリネット、ファゴット、ホルン各1とヴァイオリン2、ヴィオラ、チェロ、コントラバス各1です。敬愛するベートーヴェンの七重奏曲をモデルにしたもので編成もヴァイオリンが1本増えた違いだけです。
ベートーヴェンの七重奏曲との大きな相違点はベートーヴェンでは第3楽章にあったメヌエットが第5楽章になっている点です。
« 9月1日 名曲100選 海外のロック篇・50 君とふたりで | トップページ | 9月3日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・50 ホワット・ア・フィーリング »
« 9月1日 名曲100選 海外のロック篇・50 君とふたりで | トップページ | 9月3日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・50 ホワット・ア・フィーリング »
コメント