8月14日 名曲100選 管弦楽曲篇・47 交響詩「ステンカ・ラージン」
交響詩「ステンカ・ラージン」op.13は、グラズノフが20歳の時に作曲したグラズノフ唯一の交響詩です。
17世紀の有名なコサックのスチェパン・ラージンの反乱を題材にした交響詩で、グラズノフの交響曲第1番のヴァイマル初演に尽力してくれたフランツ・リストの交響詩に倣って作曲したものです。
ステンカ・ラージンとその部下の略奪、ラージンが捕らえていたペルシアの姫が見たラージンが殺され、姫はヴォルガの流れに巻き込まれるという不吉な夢、敗北を悟ったラージンが姫をヴォルガに投げ落とし、最後の突撃を仕掛けるというストーリーになっています。
全編ロシア民謡の「ヴォルガの舟歌」が支配しており、ヴォルガの舟歌が変奏されて優美なペルシアの姫の主題と絡み合って生きます。
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