8月5日 名曲100選 室内楽曲篇・46 モスクワの思い出
ヘンリク・ヴィエニャフスキは19世紀に活躍したポーランドのヴァイオリニスト、作曲家です。
44歳の若さで亡くなってしまったため、作品の数は決して多くありませんが、スラヴ的な情緒と、驚異的なテクニックを要素とする作品は今日でもヴァイオリニストの主要レパートリーとなっています。
「モスクワの思い出」(Souvenir de Moscou)op.6は、1851年から53年にかけてロシア各地を演奏旅行で回った時の印象を元に作曲したもので、ピアノ伴奏版と管弦楽伴奏版が出版されています。
現在ロシア民謡として知られている「赤いサラファン」のメロディを変奏していく前半と、「馬に鞍をつけて」を展開していく後半の構成になっています。
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