7月6日 名曲100選 歌劇のアリア篇・42 三馬鹿の歌
喜歌劇「ボッカチオ」はズッペが作曲し1879年に初演されたオペレッタです。
ルネッサンス期のフィレンツェを舞台に、「デカメロン」で知られる詩人ボッカチオが彼のスキャンダラスな小説を支持する女性たちと、それに嫉妬する男たちの対立の中で、ボッカチオが策略を使って公爵の娘フィアメッタの愛を勝ち取ることに成功するお話です。
「ボッカチオ」は日本では大正時代に人気を得ていた「浅草オペラ」が一部を上演して知られるようになりました。
このオペラの中で最も知られるアリアは「恋はやさし」(Hab ich nur deine Liebe)ですが、もうひとつ有名になったのが三馬鹿の歌「ベアトリ姐ちゃん」として知られる第1幕のセレナーデ「うるわしの人よ、聴きたまえ」(Holde Schone, hor diese Tone)です。床屋のスカルツァとその仲間の桶屋ロットリンギ、雑貨商ランベルトゥッチョがスカルツァの妻ベアトリーチェに戸を早く開けておくれ、と歌う三重唱です。
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