7月30日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・45 ハリーのテーマ
「第三の男」は1949年キャロル・リード監督、ジョゼフ・コットン、オーソン・ウェルズ主演で公開されました。
「第三の男」は第二次大戦直後のウィーンを舞台にしたミステリー映画。死んだと思われていたハリー・ライムが実は生きており第三の男として悪の世界を生きていた事を、ハリーの親友のホリー・マーチンスが解明していきます。
主題曲の「ハリーのテーマ」は、アントン・カラスのツィター演奏による1950年代最大のヒット曲となった名曲。
日本ではヱビスビールのCMに使われ、これがきっかけでJR恵比寿駅の発車メロディにも使われています。
ツィターはオーストリアの民族楽器で、約30本の伴奏用の弦と5、6本の旋律用フレット付きの弦が張られた楽器。これをプレクトラムと呼ばれる爪を使って弾きます。
ヨハン・シュトラウス2世のワルツ「ウィーンの森の物語」の冒頭と終わり近くにもソロで演奏されます。
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