6月27日 名曲100選 交響曲篇・41 交響曲第31番「パリ」
モーツァルトの交響曲第31番ニ長調K.297(300a)は、1778年に作曲されました。
いわゆる第35番以降の後期6大交響曲以外では、25番と並んで人気の高い曲です。また。モーツァルトの交響曲中唯一完全な2管編成の曲です。
構成はメヌエット楽章を欠く3楽章の構成です。
第1楽章はアレグロ・アッサイ、4分の4拍子のソナタ形式です。主音の強奏の後1オクターヴの上行音階があり、その後は躍動するメロディが出てきます。この上行音階は楽章の最後にも出て来て楽章を締めくくっています。
第2楽章はアンダンテで、展開部のないソナタ形式です。この楽章は当初は8分の6拍子で書かれましたが、依頼主のル・グロからいちゃもんをつけられて4分の3拍子で書き直したバージョンも存在しています。
第3楽章はアレグロ2分の2拍子のソナタ形式の楽章です。最初は静かに始まりますがすぐにフォルテになって駆け抜けていきます。
« 6月26日 名曲100選 管弦楽曲篇・40 静かな海と楽しい航海 | トップページ | 6月28日 名曲100選 日本のフォーク・ニューミュージック篇・41 落日のテーマ »
« 6月26日 名曲100選 管弦楽曲篇・40 静かな海と楽しい航海 | トップページ | 6月28日 名曲100選 日本のフォーク・ニューミュージック篇・41 落日のテーマ »
コメント