4月20日 名曲100選 歌劇のアリア篇・31 私はいやしい下僕です
「アドリアーナ・ルクヴルール」は、イタリアの新イタリア楽派の作曲家チレアの代表作です。
18世紀初めに活躍した実在の女優アドリエンヌ・ルクヴルールの生涯を描いた作品で1902年に初演されています。
ストーリーは、既に大女優となっていたアドリアーナとブイヨン公妃のザクセン伯マウリツィオの三角関係を描いたもの。最後はブイヨン公妃が仕込んだ毒を塗ったスミレのブーケに口づけをしたアドリアーナが息を引き取って幕が閉じます。史実でも同様の毒殺説が噂になっていましたが、実情は病死だったようです。
「私はいやしい下僕です」は第1幕で演技の練習中のアドリアーナに対して一同が賞賛の声を上げた時に、アドリアーナが「私は芸術の神に仕える卑しい下僕です」と謙遜して歌う曲です。
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