4月8日 名曲100選 室内楽曲篇・29 ピアノ三重奏曲第7番「大公」
ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第7番変ロ長調op.97は、1811年に作曲され多くの作曲家が手がけたピアノ三重奏曲の中でも最も親しまれている作品です。
アマチュアのピアニストとしてはかなり水準の高かったルドルフ大公に献呈されたため「大公」という愛称をつけられています。
全4楽章で40分という長い演奏時間の作品で、優雅さと堂々とした気品が兼ね備えられた曲になっています。
第1楽章はピアノによって堂々とした第1主題からいきなり始まり、ヴァイオリンへと受け継がれて行きます。
第2楽章は明るいスケルツォ、第3楽章は緩やかな変奏曲、終楽章は快活なフィナーレになっています。
ピアニストである大公に献呈されたこともあって、ピアノの活躍が際立つ曲です。
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