4月6日 名曲100選 歌劇のアリア篇・29 五月の晴れた日のように
イタリアのヴェリズモ・オペラの作曲家ジョルダーノの代表作が「アンドレア・シェニエ」です。オペラの台本作家ルイージ・イッリカの台本による4幕もののオペラで18世紀革命前後のフランスを舞台にした実在の詩人アンドレ・シェニエ(イタリア語読みではアンドレア)の半生を描いた作品です。
革命期における詩人アンドレアとコワニー伯爵家の令嬢マッダレーナの悲恋を描いたもの。実在のアンドレ・シェニエも、ロベスピエールによる恐怖政治が終わる3日前に国家反逆罪によって断頭台の露と消えています。
「五月の晴れた日のように」(Come un bel di di maggio)は第4幕冒頭で監獄に収監されたアンドレアの元を訪れた友人ルーシェに朗読した最後の詩で「五月の晴れた日に風や太陽の光が空に消えていく・・・」と歌うアンドレアのアリアです。
« 4月5日 名曲100選 日本のフォーク・ニューミュージック篇・29 想い出がいっぱい | トップページ | 4月7日 名曲100選 海外のロック篇・29 スターマン »
« 4月5日 名曲100選 日本のフォーク・ニューミュージック篇・29 想い出がいっぱい | トップページ | 4月7日 名曲100選 海外のロック篇・29 スターマン »
コメント