3月21日 名曲100選 交響曲篇・27 海の交響曲
「海の交響曲」はヴォーン=ウィリアムズが作曲した最初の交響曲で1903年から1910年にかけて作曲されました。
3管編成でハープ2本、オルガンの大編成に加えてソプラノとバリトンの独唱と混声四部合唱という、ヴォーン=ウィリアムズの交響曲の中で最大規模の作品になっています。
アメリカの詩人ホイットマンの詩集「草の葉」をテクストとして採用しています。
4楽章の古典的な交響曲の形式を採用していますが、声楽の比重が高くオラトリオのような印象を受ける曲です。
第1楽章は「全ての海、全ての船の歌」で、ファンファーレに続く力強い合唱から始まる堂々とした楽章。
第2楽章は「夜、渚に一人いて」という緩徐楽章
第3楽章は「波」というスケルツォ楽章
第4楽章は「探求する人々」。チェロとコントラバスが最後に最弱音で残るところが格好良いです。
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