3月18日 名曲100選 室内楽曲篇・26 弦楽四重奏曲第1番(シェーンベルク)
シェーンベルクは弦楽四重奏曲を4曲作曲しています。第3番、第4番は十二音技法が確立されてからの作品で、第2番は無調への過渡期の作品ですが、この第1番はまだ調性を持つ曲で、ニ短調作品7となっています。1905年9月に完成しています。
4つの楽章は1つの主題を共有して単一楽章としてとらえられるもので、循環形式を発展させた作品という位置づけのものです。
時折不協和音が響きますが、全体的には厳しい曲想の音楽で40分以上の演奏時間がかかります。
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