3月13日 名曲100選 管弦楽曲篇・25 スウェーデン狂詩曲第1番
スウェーデンを代表する作曲家のひとり、ヒューゴ・アルヴェーンはスウェーデン狂詩曲と題する管弦楽曲を3曲作曲していますが、その中で断トツに有名なのが第1番「夏の徹夜祭」op.19です。
夏のお祭りをテーマにした作品で、冒頭のクラリネットの主題はスウェーデン民謡に基づくものです。若者の一日を描いたもので、軽快な冒頭から始まり、第2部はコール・アングレによるしっとりとした夜明けの主題、最後はお祭の明るい音楽という三部構成になっています。
特に冒頭の主題は、パーシー・フェイスやマントヴァーニなどがアレンジして「スウェーディッシュ・ラプソディ」というタイトルで発表したことで世界的に知られる音楽になりました。日本でもNHKの「みんなのうた」で「風のくれたひみつ」という合唱曲にアレンジして放映されています。
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