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2022年2月21日 (月)

2月21日 名曲100選 交響曲篇・23 交響曲第3番「英雄」

ベートーヴェンの交響曲第1番、第2番は、新しい試みがあるとはいえ、あくまでもハイドン、モーツァルトからの古典的な交響曲の延長線上の作品でしたが、交響曲第3番変ホ長調op.55は大きな転換点とも言える作品のひとつです。
大きなポイントは、それまでメヌエットが使われていた第3楽章ではじめて「スケルツォ」が使われた事。第1番の3楽章もスケルツォ的な性格のものですがあくまでも表記は「メヌエット」でした。第3番で初めて「スケルツォ」と明記されました。
2つめのポイントは編成。はじめてホルンが3本という編成が使われています。
その他第2楽章に従来の緩徐楽章とは異なる性格の「葬送行進曲」を置き、終楽章は変奏曲にしているなど斬新なアイデアがつまった転換点にふさわしい曲となっています。
「英雄」という標題については楽譜に「ある英雄の思い出のために」と書かれたところから付けられた標題ですが、この「英雄」については従来のナポレオン説の他にナポレオン戦争のイェーナの会戦で戦死したプロイセン王子フェルディナントなどの説もあり確定していません。
第1楽章は、2番まであった序奏がなく、冒頭で変ホ長調の主和音が2発打たれて、いきなり第1主題に入って行きます。提示部が143小節という長さなので、この提示部を譜面とおり繰り返すと1時間近い曲になってしまいます。
第2楽章は、葬送行進曲。途中のオーボエからはじまるハ長調に転調した美しいメロディは、やがてクライマックスを形成します。
第3楽章はスケルツォ。トリオでは交響曲でははじめてホルンの三重奏による軽快な狩のような旋律が展開されます。
第4楽章は、バレエ音楽「プロメテウスの創造物」の終曲から転用したメロディ(いわゆる「エロイカ」主題)を主題とした10の変奏から出来ています。途中弦楽だけの変奏もあり変化に富んだ曲想が楽しめます。

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