2月5日 名曲100選 映画音楽篇(洋画)・20 大いなる西部
「大いなる西部」は1958年公開のウィリアム・ワイラー監督の西部劇です。主演はグレゴリー・ペック。地元の有力者テリル少佐の娘パット(キャロル・ベイカー)と結婚するためにテキサスの町にやってきたジェームズ・マッケイ(グレゴリー・ペック)は、力での支配を否定する新しい考えを持つ紳士。この地でジュリー・マラゴン(ジーン・シモンズ)が所有する水源地をめぐってテリル大佐と大地主ヘネシー家が争っていました。ジェームズはジュリーから水源地の土地を購入し中立な立場で誰にでも水を与える条件で売買契約が成立するが、それを不満に想ったヘネシーがジュリーを監禁してしまいます。ジェームズは単身ヘネシーの元に乗り込みますが、そこへ少佐の一隊が乗り込み乱戦となり少佐、ヘネシー共々相撃ちで死んでしまいます。
ジェームズはジュリーと共に水源地へ向かうというのがラストシーン。対立と争いによる支配の時代の終わりを告げるというのがこの映画のエンディングになっています。
映画はともかく、ジェローム・モロスの作曲したテーマ曲は、西部劇の代表的な音楽として西部劇関連のみならず多くのCMやBGMなどで使われています。特に弦楽器によってはじまるイントロは有名です。
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