1月16日 名曲100選 管弦楽曲篇・17 道化師(カバレフスキー)
1939年にカバレフスキーが作曲した組曲「道化師」を取り上げます。
児童劇「発明家と道化役者」のために作曲された16曲からなる付随音楽から10曲を選んで組曲としたのが、組曲「道化師」op.26です。
プロローグ、ギャロップ、行進曲、ワルツ、パントマイム、間奏曲、叙情的小シーン、ガヴォット、スケルツォ、エピローグの10曲です。
カバレフスキーは現代の作曲家ですが、子供向けに優れた作品を残した作曲家で、ソビエトとの関係も良好でした。
ソビエトとの良好な関係を保つために、大衆に受けのよい分かりやすい作曲法で、半音階技法などの現代音楽技法はところどころに登場するに留まっています。
「道化師」の中でも第2曲の「ギャロップ」は運動会のBGMでも使われるほど有名な曲になっています。
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