ホームページ

ウェブページ

紹介した音楽

2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« 12月2日 名曲100選 海外のロック篇・13 悪魔の呪文 | トップページ | 12月4日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・13 華麗なるヒコーキ野郎  »

2021年12月 3日 (金)

12月3日 名曲100選 室内楽曲篇・13 妖精の踊り

19世紀後半から20世紀初頭に活躍したチェリストであり作曲家であったダーヴィト・ポッパーはチェコで生まれ、チェロ協奏曲など多くのジャンルの曲を作曲しましたが、現在演奏されるのは数曲のサロン音楽のみです。
中でもよく知られるのは「妖精の踊り」です。本来はオーケストラ伴奏で作曲されましたが、演奏されるのは殆どピアノ伴奏です。
「妖精」というと愛らしい感じを受けるタイトルなのですが、これが実はとんでもない超絶技巧の曲。
速度記号はPrestoでチェロは最初から239小節間(4小節目に1小節だけ休みあり)全て十六分音符。十六分音符以外は、コーダの3つの音(内2つは和音のピツィカート)だけ。しかも通常使われるヘ音記号は少なくて、半分以上はト音記号、その他はテナー記号での記譜という高音域が多い曲。オクターヴの重音もあります。
というように、妖精の羽音を表現しているのか、何人もの妖精たちが騒いでいるのか、とにかく騒がしく忙しい曲です。

« 12月2日 名曲100選 海外のロック篇・13 悪魔の呪文 | トップページ | 12月4日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・13 華麗なるヒコーキ野郎  »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 12月2日 名曲100選 海外のロック篇・13 悪魔の呪文 | トップページ | 12月4日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・13 華麗なるヒコーキ野郎  »