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2021年12月29日 (水)

12月29日 名曲100選 歌劇のアリア篇・15 ムゼッタのワルツ「私が街を歩けば」

 1896年に初演されたプッチーニの「ラ・ボエーム」は、ミュルジェールの戯曲「ボヘミアン生活の情景」をベースにしたオペラです。
 パリに住む貧しいボヘミアンの男女の愛を描いたもので、非常に人気の高いオペラです。
 詩人のロドルフォとお針子のミミのカップルと、画家マルチェッロと歌手ムゼッタのカップルのそれぞれの愛を描いたもので、主役はロドルフォとミミでマルチェッロとムゼッタは脇役です。
 ロドルフォとミミについては別の機会に語るので、今日はマルチェッロとムゼッタについて。
 幕が開いた時点では、ムゼッタはマルチェッロの元カレで今は金持ちのパトロン アルチンドロと交際中。第2幕で、クリスマスを祝うためにロドルフォ、ミミ、マルチェッロたちがカフェで食事をしているところにパトロンを連れたムゼッタがやって来ます。
 ムゼッタも実はまだマルチェッロに未練があって、彼の気を引こうとして歌うのが「私が街を歩けば」です。私が街を歩けば男たちがみんな注目して寄ってくるというような、カルメンのハバネラのような歌です。
 この後ムゼッタは靴が合わず足が痛いと言ってアルチンドロに靴屋に修理に行かせている間にふたりは縒りを戻して、ちゃっかりと代金をアルチンドロに付けて出て行くというのが第2幕です。
軽やかでとても美しい歌です。

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