12月9日 名曲100選 海外のロック篇・14 ナット・ロッカー
「ナット・ロッカー」はイギリスのプログレッシブ・ロック・バンド エマーソン・レイク&パーマー(以下ELP)が1971年に発売したライブ・アルバム「展覧会の絵」に収録されていたインスト曲です。
ELPはキーボードのキース・エマーソンを中心に、ギターの元キング・クリムゾンのグレッグ・レイク、ドラムスの元アトミック・ルースターのカール・パーマーの3人が1970年に結成したバンドです。
クラシック音楽のロックアレンジを得意の分野のひとつとして。バルトークの「アレグロ・バルバロ」や代表作の「展覧会の絵」などを発表しています。
エマーソンはオーケストラの導入を考えていましたが、レイクがモーグ・シンセサイザーの導入を提案しイベントで開発者のロバート・モーグにエマーソンを会わせて、そのサウンドの魅力に魅せられたエマーソンが導入に同意し、ELPの目玉となりました。
「ナット・ロッカー」はチャイコフスキーの「くるみ割り人形」の行進曲をアレンジしたもの。
中学時代の同級生が下校の道すがら、このアルバムについて熱く語った影響で私もELPに興味を持つようになったのですが、彼はギターとドラムが出来る仲間を誘って、文化祭で、この演奏をコピーして(キーボードのミスタッチまでコピーしてた。但し高価なシンセは使えなかったのでオルガンを使用)演奏して大喝采を浴びてました。
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