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2021年11月20日 (土)

11月20日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・11 サンライズ・サンセット

アレイヘムの小説「牛乳屋テヴィエ」を原作としたミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」は1971年に映画化されました。
内容は、帝政ロシアにおいてユダヤ人の迫害が次第にエスカレートする中で、次第に崩れていくユダヤの伝統を守ろうとしながら家族も守らなければならない貧しい牛乳屋のデヴィエの葛藤を描いたもの。
非常に重たいテーマを時には軽妙に描いたミュージカル作品です。

デヴィエには5人の娘がいます。ユダヤの伝統では婚姻は仲人によってもたらされた相手と結婚します。長女ツァイテルには気の弱い仕立て屋のモーテルという恋人がいますが、仲人のイェンティが持って来た結婚相手はラザール・ウォルフという金持ちで結婚暦のある肉屋。デヴィエはラザールとは仲が悪かったが、金持ちということで承諾しますがツァイテルはモーテルとの結婚を強く望みます。テヴィエは娘の幸せを想い、「伝統」を破って結婚を赦すことになります。その結婚式で歌われた曲が「サンライズ・サンセット」です。
歌詞の内容は、「自分が抱っこしていた女の子、遊びまわっていた男の子、いつの間に成長したのか思い出せない。いつ彼女はこんなに綺麗になったのか、いつ彼はこんなに背が高くなったのか。昨日は二人とも小さかったのに。」「日は昇り、日は沈む。月日は流れ、蕾は大きなひまわりとなって咲く。日は昇り、日は沈む。月日は流れ、季節ごとに人は成長していく」
という内容です。夕暮れの幻想的な中で歌われる非常に印象的な曲です。

結局デヴィエがこのささいな伝統を破った事が引き金になり、次女・三女とも自分の道を歩くことになります。
この時代遅れだがユダヤ人のアイデンティティとして重要な「伝統を守って生きていく事」が屋根の上でヴァイオリンを弾くようにバランスを取りながら何とか音を奏でるという意味がこのミュージカルのタイトルのわけです。

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