11月5日 名曲100選 室内楽曲篇・9 弦楽四重奏曲第2番(ボロディン)
ボロディンはロシア五人組の作曲家のひとりとして19世紀半ばに活躍した作曲家でした。
化学者や医師としても活躍し、ボロディン反応に名を残すなど有機化学の分野でも校正に名を残しています。
そういう事で、非常に多忙だったボロディンは完成した作品は決して多くありません。
そんな中で、完成させることができた数少ない作品のひとつに弦楽四重奏曲第2番ニ長調があります。
4つの楽章からなる、ごく普通の構成による作品ですが、19世紀のロシアにおける室内楽の中では代表的なものです。
第1楽章は、チェロから1stヴァイオリンへ受け渡される魅力的なメロディの第1楽章から始まります。
第2楽章のスケルツォは下降音階を主としたメロディになっています。
第3楽章はノットゥルノ(夜想曲)で、この楽章だけ様々な編曲で演奏されるほど有名な曲です。
第4楽章はヴァイオリンとヴィオラ・チェロの掛け合いの序奏から始まる曲になっています。
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