11月18日 名曲100選 海外のロック篇・11 美しき人生
ビートルズのジョージ・ハリソンが1970年に発売した初のスタジオ・レコーディング・アルバム「オール・シングス・マスト・パス」からの「マイ・スイート・ロード」に続く2枚目のシングルが「美しき人生」です。
「オール・シング・マスト・パス」はLPレコード3枚組にもかかわらず全米で7週連続1位となるなど大ヒットを記録したアルバムでした。
その中からのシングルカットになる「美しき人生」はイギリスでは「マイ・スイート・ロード」のB面だったためシングル化されなかったものの、全米では10位になるなど世界的にヒット。1972年にはオリビア・ニュートン=ジョンがカバーして全英チャートで16位になっています。
ジョージは、ビートルズ最年少という事もあり、ビートルズ時代はポール・マッカートニーとジョン・レノンの陰に隠れてしまいビートルズのアルバムの中では1~2曲程度しか自作曲を採用されませんでしたが、ソロ活動が始まってからはメロディ・メーカーとしての実力を遺憾なく発揮しました。この曲も冒頭からファズを利かせたギターが大活躍しています。レコーディングにはエリック・クラプトン、ピート・ハムなど錚々たるメンバーが加わっています。
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