11月13日 名曲100選 映画音楽(洋画)篇・10 遥かなる山の呼び声
シェーンは、アメリカにおける西部劇の金字塔的な作品。ジャック・シェーファーの原作を映画化したもので、アラン・ラッド主演、監督は「ジャイアンツ」などのジョージ・スティーヴンス、音楽はヴィクター・ヤングが担当しました。
南北戦争後のワイオミング州の片田舎を舞台にし、牧畜業者ライカー一家と開拓者たちの対立を描いた作品。流れ者のシェーンは開拓者ジョーの家にたどり着き夕食をご馳走になる。そのお礼に開拓作業を手伝う事になったシェーンはジョーの息子ジョーイと親しくなる。やがてライカー一家との争いに巻き込まれ、ライカー一家の雇った殺し屋ウィルソンと戦う事になる。
シェーンは0.5秒の早撃ちでウィルソンを撃ち殺し「人を殺してしまえば元には戻れない」という言葉を残してジョーイの元を去っていく。
この別れのシーンでジョーイがシェーンに向かって叫ぶのが「シェーン、カムバック」という映画史上最も有名なエンディング・シーンのひとつというわけ。
主題曲が「遥かなる山の呼び声」(The call of Far-away Hills)です。
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