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2021年11月26日 (金)

11月26日 名曲100選 室内楽曲篇・12 ピアノ五重奏曲(シューマン)

シューマンはご存知のとおり、ある特定のジャンルの曲を突然集中的に手がけるという作曲家でした。
1840年は歌曲の年と言われ、2つの「リーダークライス」「女の愛と生涯」「詩人の恋」「ミルテの花」「ロマンスとバラード」第1集~第3集というシューマンの歌曲主要作品の殆どが作曲されています。
その翌年1841年は交響曲の年と言われ、第1番「春」、第4番と小交響曲とも言われる「序曲、スケルツォとフィナーレ」が作曲されています。ピアノ協奏曲もこの年でした。
1842年が室内楽の年と言われ3曲の弦楽四重奏曲、ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲が作曲されました。
ちなみに生涯を通して作曲されたピアノ曲も、代表作と言われる曲「幻想小曲集」「交響的練習曲」「子供の情景」「クライスレリアーナ」「幻想曲」「アラベスク」などは1837年から1839年にかけて集中しています。

何故このように1837年から1842年にかけて集中的に作曲ジャンルが偏ったのかは様々な説がありますが、クララとの結婚が大きな要因の一つだったことは間違えないでしょう。クララの父親であり、ピアノの師であったフリードリヒ・ヴィークが二人の結婚に反対し様々な妨害や法廷闘争の末、裁判所によって結婚許可されたのが1840年で、それまでのヴィークとの確執に取られていたものが解き放たれた事で、様々な創作への意欲が爆発したのでしょう。

前置きが長くなりましたが、ピアノ五重奏曲はピアノと弦楽四重奏のための作品で、構成もオーソドックスな4楽章になっています。
第1楽章はソナタ形式で、第2楽章は緩徐楽章で行進曲風となっている事から葬送行進曲のような雰囲気の楽章です。
第3楽章はスケルツォですが、トリオは2つ。これは交響曲第1番でも採用した手法です。
第4楽章は自由なソナタ形式でコーダ部分では終楽章の主題と第1楽章の主題が2重フーガになっているところが見物です。

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