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2021年10月18日 (月)

10月18日 名曲100選 交響曲篇・7 交響曲第1番「冬の日の幻想」

   チャイコフスキーは6つの交響曲を作曲しています。チャイコフスキー自身、法律学校を卒業後法務省に入省し仕事をしながら作曲活動を続けていましたが知人の紹介でロシア音楽協会を知りアントン・ルビンシテインから本格的に作曲を学び始め、アントンがペテルブルク音楽院を設立すると1863年23歳の時に法務省を辞して音楽に専念するようになりました。ペテルブルク音楽院卒業後モスクワに転居したチャイコフスキーは、アントンの弟ニコライ・ルビンシテインがモスクワ音楽院を創設するとそこに講師として招かれました。
そしてはじめての交響曲は1866年26歳の時に作曲しています。

チャイコフスキーは6曲の交響曲を作曲していますが、3番までと4番以降では演奏頻度が極端に異なっていて1~3番が演奏される事は非常に少ないのが現状です。5番、6番は確かに卓越したメロディやオリジナリティ豊かな構成が人気の元だとは思いますが4番は第1楽章も暗く取っ付きにくいものだし終楽章こそ派手ですが、派手さでいえば2番も3番も結構派手な曲だと思うのですが演奏機会は格段の差があります。
第1番は比較的メロディックで、ロシアっぽい雰囲気を持ち終楽章の最後は派手なので2番、3番に比べると演奏される機会は少し多いような気がします。

第1楽章は「冬の旅の幻想」という標題がつけられたソナタ形式の楽章。ロシアの冬を思わせる第1主題からはじまります。

11

第2主題も第1主題と雰囲気が似ていてちょっとわかりにくいかな。楽章内では勿論ダイナミクスの変化はありますが、雰囲気の変化はあまり無い楽章です。
第2楽章は「陰気な土地、霧の土地」という標題が付けられたロンド形式の緩徐楽章です。陰鬱な序奏の後主題旋律はオーボエによって奏でられます。この楽章も目立った旋律はこの主題旋律だけという気がします。
21第3楽章はスケルツォ。ハ短調の暗いスケルツォで、中間部はヴァイオリンの旋律から始まるワルツ風な曲です。
第4楽章は長い序奏の後活発な第1主題がいきなりTuttiで登場します。
41第2主題は序奏部を行進曲風にしたものです。コーダははっきりとこれからコーダですよ、というのがわかる展開。チャイコフスキーっぽい勇壮で派手なコーダです。

ざっと紹介しましたが、やはり構成の点で後期の3作品よりは、かなり見劣りする曲です。ただ、聴く人の殆どが構成力などという観点で音楽聴いてはいないので、途中の暗さから最後の開放的な展開まで持って行かれると感動する曲だと想います。

 

 

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