10月10日 名曲100選 管弦楽曲篇・5 そりすべり
アメリカのセミ・クラシックの作曲家ルロイ・アンダーソンの代表作のひとつ。クリスマス・ミュージックとして使われる事が多いのですが元々はクリスマス用に作られたものではありません。
楽器編成は2管編成ですが、打楽器が特殊で、ティンパニなし、スレイベル、ウッドブロック、むち、シロフォン、グロッケンが使われています。
複合三部形式で、スレイベルは終始鳴り続け、再現部は主題がジャズ風に変奏されます。曲の最後は馬の嘶きが出てきますが、これはトランペットによる特殊奏法になっています。
セミ・クラシックの有名曲という事でオリジナル以外に様々な編成のアレンジが存在しています。また、「スターダスト」や「ムーンライト・セレナーデ」などで知られる作詞家ミッチェル・パリッシュによって歌詞も付けられていて、アンドリュー・シスターズ、ビング・クロスビー、カーペンターズなどが歌っています。
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