9月19日 名曲100選 管弦楽曲篇・2 ロデオ
アメリカを代表する作曲家のひとりコープランドが1942年に作曲したバレエ音楽と、その組曲。
バレエ・リュス・ド・モンテカルロの委嘱により作曲されました。村一番のカウボーイに夢中になったお嬢さんのドラマティックな人生を描いたバレエ作品です。
演奏会用組曲は、バレエ音楽を元に「ロデオより4つのダンスのエピソード」と題した曲で、1.カウボーイの休日、2.畜舎の夜想曲、3.土曜の夜のワルツ、4.ホーダウンからなっています。
カウボーイの休日は、いかにもカウボーイの音楽という軽快な音楽、畜舎の夜想曲は、荒馬たちも寝静まった畜舎の昼間の喧騒との対比が美しい曲、土曜の夜のワルツはいかにもアメリカ音楽っぽい、ワルツなんだけれど果敢な表情を崩さないアメリカのワルツですね。ホーダウンは、アメリカ民謡「ナポレオンの退却」に基づく音楽で、この部分のみ演奏される事も多いし、CMやショーなどで使われる事もある有名な曲。エマーソン・レイク&パーマーはロック風にアレンジしてアルバム「トリロジー」に収録しています。
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