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2021年9月20日 (月)

9月20日 名曲100選 交響曲篇・3 交響曲第3番「嘆きの歌の交響曲」

名曲100選、交響曲の3作目は、グレツキの交響曲第3番「嘆きの歌の交響曲」をご紹介します。
グレツキは20世紀後半に活躍したポーランドの作曲家。初期作品は不協和音やセリー音楽的な作品が多かったのですが、1970年頃からそれらの現代技法から大きく転換していきました。

交響曲第3番は、転換後の代表作となった作品です。
管弦楽とソプラノ独唱のための作品で、4管編成の大編成ですが、オーボエを欠いており、その事がこの曲全体の暗さの一因ともなっています。
この曲は1976年に作曲されましたが、有名になったのは1992年頃からです。この曲の第2楽章がイギリスのラジオで放送されて大反響を呼び、評判が評判を呼んで欧米でCDが30万枚以上売れたそうです。

3つの楽章からできていて、それぞれの楽章がポーランド女性が書いた詩や祈りで構成されています。
第1楽章は15世紀後半のポーランドの修道院の短い祈り(聖十字架修道院の哀歌)で、聖母マリアがイエスとの決別を嘆き悲しむ詩になっています。
管弦楽の演奏の後、歌が入ってきますが、本当に「嘆き」そのものという曲調です。
第2楽章はナチスドイツの秘密警察にあった独房の壁に刻まれた短い祈り。1944年に投獄された18歳の女性の言葉です。「ママ、どうか泣かないで」から始まる短い祈りがラジオ放送での大反響の理由のひとつだったようです。
第3楽章はポーランドのオボーレ地方の方言による民謡で、戦いで息子を失った悲しみを切々と訴える年老いた母親の心境が歌われた悲痛な歌詞です。

引用したYou Tubeは、大反響となったイギリスの放送で使われたアップショウのソプラノ、ジンマン指揮ロンドン・シンフォニエッタの演奏です。

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