9月30日 名曲100選 海外のロック篇・4 ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンド
ロックを語る上で忘れてはいけないのがビートルズでしょう。ロック・ミュージシャンたち、日本でもGSをはじめ多くの分野に少なからず影響を与えたロック史上最も重要なグループと言えるでしょう。
4人のメンバーの内、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスンが他界してしまいましたが、リンゴ・スター、ポール・マッカートニーは現在でも現役ミュージシャンとして活動しています。
この名曲100選の中でも多分今後、複数のビートルズの曲を紹介していく事になると思いますが、まずは最初に紹介するのは、アルバム「アビイ・ロード」のB面にある、ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンドのメドレーです。この3曲はポール・マッカートニーのコンサートなどでもメドレーとして取り上げられますが、レコードを聴くと、「ユー・ネヴァー・ギヴ・ミー・ユア・マネー」から始まって「サン・キング」「ミーン・ミスター・マスタード」「ポリシー・パン」「シー・ケイム・イン・スルーザ・バスルーム・ウィンドー」「ゴールデン・スランバー」「キャリー・ザット・ウェイト」「ジ・エンド」までは試作段階までは「ザ・ロング・ワン」と称したメドレーで企画されているため、最終的にもその雰囲気を残しています。
「ゴールデン・スランバー」はアコースティックな雰囲気から始まり、ポール・マッカートニーの力強いヴォーカルに行き着いています。続けてレコーディングされた「キャリー・ザット・ウェイト」も静かなところからはじまり、クライマックスを迎えた後、「ユー・ネヴァー・ギヴ・ユア・マネー」が挿入されます。
アビイ・ロードは、ビートルズの人気ナンバーワンともいわれるアルバムで、中でもこのB面のメドレーは、リンゴ・スターやポール・マッカートニーが最高傑作のひとつて言う作品です。
You Tubeは、「ザ・ロング・ワン」です。