今日の音楽 3月27日 悲劇的序曲
2015年11月には合唱団との合同演奏会がありました。前半はオーケストラだけで、前プロはブラームスの悲劇的序曲でした。
演奏したくない曲っていうのもいくつかあります。一度演奏してもう二度と演奏したくない曲と、弾いたことはないけど聴いた限りで演奏したくない曲があります。まあ食わず嫌いといわれればそうかもしれませんが・・・
一度演奏したけど、もう二度と演奏したくない曲は、ベートーヴェンの「コリオラン」序曲とメンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」。「コリオラン」はとにかく重苦しすぎるから、「フィンガル」は音が物凄く飛んで演奏が超難しい。シューベルトの「未完成」も第1楽章だけだったら「コリオラン」と同じように重苦しさで演奏したくない曲に入っていたかもしれません。
で、弾いた事は無いし、演奏したくもなかったのが、このブラームスの悲劇的序曲でした。同じブラームスの大学祝典序曲と対をなす曲で本当に終始重苦しい。しかもブラームスですから重厚で重苦しい。アマオケ奏者にはブラームス好きが多いので非難されそうですが、はっきり言って、こんな曲聴かされたら、音楽を聴いた喜びなんて沸いてこないですから。それ程の気持ちにさせる曲を書いたブラームスはすごい作曲家なんでしょうけどね。
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