今日の音楽 2月14日 十字架上のキリストの最後の七つの言葉
ハイドンの「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」Hob.ⅩⅩ-1Aは1787年2月14日に初演されました。
「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」はスペインのカディス大聖堂からの依頼で作曲されました。聖金曜日の礼拝で福音書の7つの言葉をそれぞれ読んで瞑想する時間に演奏されるための音楽で序章と7つの言葉に対応する7曲のソナタと、最後のイエスの死の時に起こった地震をあ表した力強い曲で構成されています。
7つのソナタは瞑想時の音楽のため全て緩徐楽章で、ハイドン自身速度変化に乏しい音楽を続ける事は困難な作曲作業でしたが、完成されたものにハイドンも満足したようです。
後にオラトリオ版や弦楽四重奏版をハイドン自身が編曲しています。
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