今日の音楽 1月21日 オーバード
プーランクのオーバード(ピアノと18の楽器のための舞踊協奏曲)は1930年1月21日にパリのシャンゼリゼ劇場で、バレエ・リュスの元メンバーらによる舞踊で初演されました。
パトロンであったノアイユ伯爵の屋敷でのプライベートコンサートのために作曲され、1929年に自身のピアノとニジンスカの踊りで初演されたものを翌年公開初演したものです。
森に住む純潔と貞操の女神ディアーヌは自らが定めた神の掟によって恋愛が禁じられ、夜が明けるたびに悲しい想いをするというストーリーでピアノとフルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン各2、トランペット1、ティンパニ、ヴィオラ2、チェロ2、コントラバス2という18の楽器編成になっています。スコアには楽器の配置も指定されていて、それは左右非対称になっています。
演奏は切れ目がありませんが10のセクションからなっていて、プーランクらしさは少々薄い感じがします。
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