今日の音楽 1月24日 死の舞踏(サン=サーンス)
サン=サーンスの「死の舞踏」op.40は1875年1月24日コロンヌ指揮コロンヌ管弦楽団の演奏でパリ・シャトレ座で初演されました。
フランスの詩人アンリ・カザリスの幻想的な詩から霊感を得て始めに歌曲として作曲されたものを管弦楽曲にまとめた曲。
午前時の時計の音と共に骸骨が現れて不気味な踊りを踊り、雄鶏が鳴いて夜明けが告げられると骸骨は墓場に逃げ帰り静けさが訪れるという描写的な交響詩です。
ハープが12回Dの音を奏で0時を告げます。独奏ヴァイオリンがAとE♭の不協和音で死神の雰囲気を出し、シロフォンで骸骨の骨の当たる音を表現し、オーボエが雄鶏の時の声を表現するなど、漫画チックな楽しい(おどろおどろしい)曲です。
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