今日の音楽 1月16日 ヴァイオリンとチェロのための協奏曲(ブラームス)
2011年10月のパイオニア交響楽団第22回定期演奏会の中プロはブラームスのヴァイオリンとチェロのための協奏曲でした。
異なる2本の楽器のための協奏曲はバロック時代から数多くありますが、その中で最高傑作と言えるのが、このヴァイオリンとチェロのための協奏曲だと思います。
独奏者の高い技量が必要とされる難曲で第1楽章と第3楽章というテンポの速い楽章が短調で書かれています。個人的に好きなのは終楽章で、短調で作曲されているにも関わらず、とても軽快で踊りだしたくなるような曲になっています。
独奏者の技量の高さが必要ということは、勿論オーケストラもそれなりに難しく、それに加えて独奏楽器に合わせるという仕事があるわけですから、トータルでは、物凄く難しい曲でした。
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