今日の音楽 12月12日 ピアノ協奏曲第1番(ブラームス)
2009年11月のパイオニア交響楽団第20回定期演奏会のメイン曲は、ブラームスのピアノ協奏曲第1番でした。
ブラームス好きが多いアマチュア演奏家に怒られるかもしれませんが、私はこの曲の良さが全く理解できません。
キライだった曲でも、演奏してみれば好きになるという曲も少なくないのですが、この曲は・・・。
アマチュア演奏家ではない、通常のオーディエンスで人気投票をしてもブラームスのピアノ協奏曲は上位には登場しません。
普通コンチェルトは、交響曲などに比べると主役が独奏楽器に傾いており、特にロマン派以降は酷いものになると協奏曲というよりは独奏楽器の伴奏みたいなもの、なのですが演奏はとっても楽しいものです。ひとり(或いは複数の)の突出した楽器や演奏家のクセに合わせて弾くというのは、苦労も多いのですがそれなりに楽しいものです。
ブラームスの1番は、ピアノは技巧的に難しいらしいのですが、あまりにキッチリと構成されすぎていて、交響曲の中に独奏楽器が加わっている感じ。これだったら交響曲演奏しているほうが面白い。
まあ独善的な意見ですが、今まで演奏した協奏曲の中で一番印象に残っていません。この曲が好きな方、ゴメンなさい。
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